2014年7月31日木曜日

朝練。小野カンで4ヶ月前の自分と戦う。

会社メンバーと近所の坂を共有していた中で「あそこヤバい」と言っていた小野カン坂に朝練行ってきた。
初めて走ったとき(クロスバイクの時)は途中の急斜面で止まり、ゴールできなかった。
その後も何度か走れなかったりした事もある因縁のコースだ。
↓ココ。


7時くらいに家族みんな起きて朝の準備をする。自分も会社あるし、それまでには帰らないと。
4ヶ月前に走ったときは行って帰ってくるので1時間10分弱だったので
6時前には家を出ないといけない感じ。ってことで5時10分くらいに起きる。
いそいそ準備をして5時半過ぎに出発。
水だけ入れたボトル1本と、道すがらアミノバイタルゼリーを注入。
(近所のドラッグストアである程度まとめ買いしてる)

4ヶ月前・・・。
あれから体重は4~5kg近く落ちたか。
前回は31分台。まぁ4ヶ月前より多少レベルアップしてるだろうし、これは超えられるかな。
目標はKOM奪取。今の所1分半以上縮めたら行ける。

スタートから3.5kmくらいまでは2~3%の斜面が続く。
緩斜面だけどなにげに体力を奪われる。
無理しすぎない程度に回す。残り4kmの看板から激坂区間になるからな。
残り4kmの看板を越えて、すぐに残り3.5kmの看板がでてくる。
いっつも思うけど、ほんまにこの看板の距離合ってんのか・・?
何回も走ったけどやっぱり斜度キツい。
けど、前に走った時よりペダル回ってる。
急斜面で多少ダンシングを使いつつ淡々と登る。
最後2~300mくらいもがく。
どうせ居ても鹿くらいだろう、ってことで声出してみる。明らか不審者。

ゴールはここ。


ゴールしてすぐに引き返す。のんびりしてる時間はない。
帰ってシャワー浴びて洗濯機スピードコースで回して
洗濯物干して朝飯食って子供にも食わせたりせなあかんのでな。

帰りは全体的に下りなのでハイペース。
急斜面はゆっくり行きますよ。怖いし。

帰ってSTRAVAにアップロード。
4ヶ月前より3分以上縮めた。KOMも奪取成功してる。よし。
・・・ってこういうのをアップすると、近々誰か近所の早い人がKOM取りにやってくるのよね。。
KOM取り合戦。


■今日のリザルト

2014年7月30日水曜日

久万高原ヒルクライム2014に出走して来たよ。

ホビーレーサーにとって「レース」というのは、なかなか貴重なイベント。
普段の練習の成果を試したり、去年の自分と比べて成長を感じられるか試す時。
いわば経験値をためてレベルアップ(したと思っている)した自分を
闘技場で力試しに連れ出すような、新しい武器を試す時の感覚のような。

30過ぎて通勤から始まった趣味で、こうも成長を数値で実感できるのが面白くてたまらない。
さらに自分より10歳も年上の人が身近(STRAVAだけど)で
自分より余裕で速いタイムを叩き出しているのを見たりすると
「もっと頑張ろう・・!」という気持ちと、
「俺、実はまだまだ伸びしろがあるんちゃうん・・!?」っていう
淡い希望も見え隠れし、自分の限界がどこまで行けるのか試したくなる、
そういう中毒性があるように思う。


そして今回の久万高原ヒルクライム。
初めてレースイベントに参加したのは、去年(2013年)の9月。石鎚山ヒルクライム。
2012年の秋から義父のクロスバイクを通勤で乗り始め、
2013年春に高知から松山までロングライド。
そのノリで少しずつ乗る回数が増え、その勢いに乗って会社のメンバー4人でノリで参加。

この大会が楽しすぎて、その後に同じ久万高原でヒルクライムイベントがある事を知り、
次回は絶対参加するぞー。と思ってた大会。
参加申込がなかなか始まらず、ひょっとしたら今年はやらないんじゃないかと思ってたけど無事開催されてよかった。

当日。
5時前に起きて準備。5時半にいつも集合場所にしてるコンビニへ。
社内チームで唯一ケーブル周りからカスタマイズ経験のあるA氏と合流。
まさかのA氏38℃の発熱で登場。現地で回復したら走るという気合いっぷり。(結局DNSでしたが)

現地に到着。
早々に受付を済ませ、着替えをしてアップをする。
去年の石鎚ではアップとかしなかったけど、
色んなブログ見てるとアップした方がいいっぽいので真似する。
どのくらい何をしたらいいのか分からんので、
とりあえず軽めのギアでくるくる回して汗をかく。
アップのコースすっげー短い。
このときはまだ晴れ。写真に写ってるのは私じゃないよ。


一汗かいてしばらくしたら開会式が始まる。
久万高原町長は所用で参加できないそうな。70過ぎてるのにタフな人だな・・。
開会式も早々に終わり、また40分ほど待ち時間。
段々曇って来た。

トイレ等を済ませて集合する。
まずは開会式会場にもなってる旧美川スキー場からスタート地点のゲートまでみんなで下る。
結構長く感じる。
一応下りながらコースの雰囲気をつかむ感じなんだろうけど、
下りだとイメージ沸きにくいしどうせ覚えられないし
登ってる最中は必死だろうからあんまり頭は使わず。
テンション上げ気味の自撮り

スタート地点に着く。
10人ずつ15秒間隔で次々スタートしていく。
緊張してきた。
とりあえず10分後くらいに効いてくるように、と願いを込めて
アミノバイタルのゼリーを注入。
いよいよスタートが迫って来た・・・。
STRAVAのスイッチ入れるの忘れて焦る。危ねぇ。

いよいよスタート。
とりあえずしょっぱななので強めに回す。
一応先頭っぽい感じ。
スタート直後に結構な斜面。
その段階でゆっくりめになってる人はさっさとパスしていく。

あとは無我夢中で回す。
2分以上後スタートの人とかに余裕で抜かされたりしたけど
とりあえず自分のペースを保つことだけ考える。
ダンシングすると一瞬で切れるので、シッティングだけ作戦。作戦になってない。

途中放水ポイントが楽しかったけど、
もうちょっと水量あってもよかったと思う。
中間地点までの途中に平坦区間。
ここはタイム稼ぐ所なので頑張ってギアを上げる。
すぐまた登り。

途中STRAVAで見かけていたN氏に「おす!」と声をかけられた。
向こうもこちらを知っているようで、こういうのちょっと嬉しいよね。
一瞬で千切られたけど。


開会式会場を越えたあたりから雲行きが怪しくなってくる。
霧と雨。天然放水状態。
上にあがるほど雨も強くなってくる。
これまで参加したイベントで雨降らなかった時ってほぼ無かったんだけど、
天気予報見た感じ今回ばかりは晴れやから熱中症に気をつけなきゃなーとか思って
1本水だけ入れた2ボトルにしたのに無意味。無駄。むしろ重くなっただけ。途中で中身捨てりゃよかったとゴールしてから気づいた。アホか。

後半結構斜度がキツかったからか、力がなくなって来たからか
回転が遅くなって来た。ここからは我慢くらべ。

ラスト500mの看板越えて焦る。
ゆってもそんなに余力ないけど、最後のここで出し切らないともう出す所がない・・!
ってことでいよいよダンシング解放!!ってもそこまで速度出ない。
けど何人かパスしてゴール。フラフラ。


ゴール後は薄い色のポカリとトマトをもらう。
この状態だと何食っても美味い。
しばらく待ってるとN氏に声をかけられる。いい人だ。
インフィニティの人も集まってる。
だいたいSTRAVAで近所のセグメントでタイムを見合ってるので
「ようやくお会いできましたね」的な感じ。オフ会みたいだ。
山頂はとっても寒かったのよ。


最終の人がゴールするまでみんな山頂で待つ。
濃霧と雨と寒暖差で激寒い。みんなガタガタ震えてた。


スキー場まで下ると、カレーとそうめんが待ってた。
大盛りではなかった。どちらも飲むようにかきこむ。カレーもそうめんも飲み物だ。

熱で不参加のA氏は車中でずっと待機してた模様。
なんかホンマすんません・・・。
閉会式出てもしょうがないし、さっさと着替えて家路に向かう。
って次の日、Twitterでタイム入りの完走証をもらえると知ってちょっと後悔。
STRAVAだとだいたい1時間2分だったので、1時間切りはないかなーと思ってたら公式リザルトが次の日に出た。こういうスピーディ対応は嬉しいよね。
STRAVAの記録にほぼほぼ近い感じでやはり1時間切りは叶わず。きっと足が攣るほどもがいてなかったせいだな。
まぁロード買って半年たってないし、初めて走った所やし、まぁまぁいい感じちゃうかな。
来年は1時間切り目指す。
その前に来月は2回目の石鎚だ・・!

★久万高原ヒルクライム2014 リザルト
1時間1分29.598秒
総合:108位/419
30代:31位/102位

2014年7月17日木曜日

愛媛に来て2回目の夏はヒルクライムの夏。

2012年の秋に愛媛に来た。
通勤でクロスバイクに乗り始めた。
会社のメンバーが何人かロードに乗っていて、近所の坂を登ったりして「登れた」とか「足付いた」とか。

2013年、一緒に高知から松山までのロングライド。ケツめっちゃ痛かったなぁ。。
同年9月、石鎚ヒルクライムに出る。初めてのレースイベント。好き好んで苦しい思いをしにきた変人集会だけあってテンションがおかしい。めっちゃ楽しかった。
その後もファンライドのイベントに出てみたり、しまなみ海道のイベントも走った。すごい雨だったけど。

2014年。2月にデダチャイ号購入。初ロード。
STRAVAでますます自転車にハマる。楽しいのなんの。
2回くらいハンガーノック体験。噂に聞いてたがあれはほんまヤバい。
記録をもっと伸ばそうと4月後半くらいから減量を始めた。
スタート時68kgくらいあったのが、7月中旬現在63kg台に突入。そこそこ順調。

スポーツって若い時がピークなのは肉体的に実際そうなんだろう。
けど、石鎚のリザルトやSTRAVAで見かける周りの記録を見てみると、
自分よりずっと年齢の高い人も自分よりもっと早い。
てことはだな、30過ぎて始めたスポーツで、成長の伸びしろがまだまだあるってことだよな。
自分のおそらく「肉体的ピーク」は多分高校の時。部活やってたし。
あの時の「筋力」を越える事はできないだろうけど、「最速の自分」はまだまだ見れるんじゃないだろうか。自転車ってそういう所がある。

頑張りが数字とか何かしら形に出るのってモチベーションを保つのに重要だなぁとつくづく思う。
すぐに出る訳じゃないけど、徐々に、徐々に。確実に出てくる。
走った距離、もがいた回数、登った高さ。
積み上げた分きっちり形に現れる確実性。RPGやゲームに近い。


7月27日に久万高原ヒルクライム。
8月31日は石鎚ヒルクライム。二つとも出る。暑くて熱い夏だわ。
久万は初めてだけど、どのくらい行けるかな。いけないかな。
石鎚はあれから1年。去年は足つった。ヘバった。蛇行した。
けど、週末はある程度走り込んでるし、体重も減って来たし、足も徐々に筋肉付いて来た。
それなりに頑張った分が、どういう結果に出てくるかが楽しみ。