2015年11月24日火曜日

第2回 ツールド玉川にチャリで行ってきた。

昨年に引き続き、チケットも速攻で売り切れた「第2回 ツールド玉川」。
今年は事前にチェックしておいたので、無事チケットもゲットできました。
(愛媛のこんな片田舎になぜか)新城選手が来るって事もあり、やはり人気なんでしょうね〜。

けどゼッケン番号は参加順につけられるそうで、500名枠のところで私の番号は474だったので結構ギリギリやったのね・・。

コースプロフィールはこんな感じ。

総距離:68.6km
最大標高差:537m
獲得標高:1,604m
と、距離の割に獲得標高も高めなので、走り応えのある山岳コース。

開催地が今治ということもあったのと、9月に走った四万十川以降は通勤以外ほぼお外を走っておらず(例の負荷付きローラーは乗ってたけど)で、久々にがっつり走っておきたかったというのもあり、自宅(松山)から自走で参加することにしました。
自宅から会場までが35kmで往復+大会コース=計140km程になります。
会場までちょいちょい登ったりするけど、まぁゆっくり行けばいいよね、と。
(後々ルートラボで見たら、自宅から会場までの往復で獲得標高1,100m程あったので、この日トータルで2,700m程登ったって事で・・)

朝は4時過ぎに起きてのんびり準備。
5時過ぎに自宅を出発し、途中コンビニでおにぎりを2つ購入し、1個だけ食べた。
奥道後から水ヶ峠トンネルを超える頃には太陽も昇ってきてた。
日が昇り始める時間帯の空気ってなんか好き。

スタート会場に着いて受付を済ませた後、イナーメのブースに立ち寄ってみた。
で、冬場とか脚の攣りに効くという「Winter」を塗ってもらった。
この匂い・・・いつも石鎚とかの大会会場で嗅いでる匂いや・・。
生姜エキスが血行を良くして血液中の老廃物を流し、ぽかぽか&攣りに効くとのこと。
せっかくだし、ということで50mlを購入。
ちなみにアロマは初めて塗ったんですがコレ実際まぁまぁ効いてたのかも。さすがに疲労は感じてたけど脚攣らなかったし。

イナーメ・スポーツアロマ Winter[Amazon]


オイル補給をしたあと、おにぎりを食べてのんびり開会式を待つ。
ふとざわついてる所があったので見てみたら、新城選手がおった。
で、参加したかったけどエントリーが間に合わず、なぜか鎧兜を来て会場に来ていた謎の人物「高橋さん」と写真を撮る。よくわからんがプレミアムな体験。
なぜか俺も「むんっ」て顔してみた

侍効果もあってか、この後も人がどんどん増えて来て長蛇の列に。
サインしてもらってる人とかも居た。
世界レベルの選手なのにファンサービス手厚くて偉いなーって思う。すばらしい。


いよいよスタート!第1エイドへ向かう。
開会式終了後、エントリーナンバー別にグループ分けされた40名ずつが順次スタート。
後半ナンバーなのでスタートは12グループ。
スタート直後の信号で結構団子になってた。ちょっとスタートが早かったのかしらね。
スタート会場の今治市玉川福祉センターから3〜4km程にある小さめの山を越え、その後小さいアップダウン。最初の方は先頭のスタッフについていき、途中登りからパスしてぐんぐん進む。
沿道の応援も多くて素敵。

スタートから12〜3km程。第1エイドステーション「歌仙の滝駐車場」到着。

第1エイドはプチトマトと仙高ポークバーガー。

開始早々にガッツリとこんなメニューが来るとは・・!
ちなみにエイドステーションと水分補給コーナーは、全て大塚製薬提供のポカリが待ってました。豪華。

第1エイドでトイレ挟もうかと思ったけど、わりと列が出来てたので次へ向かう。
いきなりこんなご飯出てくる思ってなかったわー。



鈍川温泉を越えて竹ヶ成橋の第2エイドへ
第1エイドの後は6km弱の登り。石坂養鶏峠の水分補給を挟んで第2エイドへ向かう。
鈍川温泉を越えてからはASまで登りが続く。
幸い雨は降らなかったものの、細い山道なので道までなかなか光が届かず、基本的に道の中央はコケが生えてる感じでした。
なので追い越すときは道の中央に入らないように注意。

第2ASの竹ヶ成橋に到着。
先頭集団の選手もちらほら見えだした。

ここではおにぎりといのしし汁。あとポカリ。

いのしし汁、甘めでとてもおいしゅうございました。
で、肉の塊を配ってたのでゲット! 

ガブリと行くぜ!しし肉やっぱり臭いよ!

第2エイドの裏手には源流。マイナスイオンたっぷりやで。



千疋の峠を越え、第3エイド古屋之谷峠へ
あんまりコースプロフィールをちゃんと見てなかったので、第2ASの後に登りがあると思ってなかった。。いのしし汁の後の千疋の峠に向かう登りで思ったより激坂区間があり、ちょっと予想外(勝手に激坂はイベントにはあんまり無いと思ってた)。

ってまぁ見たらちゃんとキューンって尖ってまんがな。
予想外の激坂に脚をついてる人もちらほら。
まだ距離的に中間地点とはいえ、今回で一番ピークのポイント。脚の疲労もちょっとあったので、ダンシングでグッといくとまた脚攣るかなー・・と思ったけど攣らなかった。オイル効果か・・?

峠ではこんな横断幕が。ありがとう!!
峠のあとしばらく下り、また少し登って第3ASの古屋之谷峠へ。

椎茸入りのそうめん。少しあったかかった。
第3ASでは椎茸入りのそうめんとチョコレート+ポカリ。
いいね。ここでチョコレートとかいいね。写真撮ってないけど。

窓の峠へのちょこっと登りの後は下って第4エイドJFAアカデミー今治へ
第2〜3エイドに到着した時点で先頭集団に追いついてた。わりとゆっくり目のペースで行ってたのか、まぁまぁ人もいた。俺と同じくせっかち系の後半ナンバーの人もちらほら。
けど先頭の方に女性も何名か居てたりは結構すげぇなと。。

第4ASに向かう途中、信号待ちの時に前の人(覆面)が「あれっ?」という表情。
誰かと思ったらレンシュリさん。奇遇過ぎる。
そのまま平坦道を行き、第4ASに到着。

第4ASでは梨パイと贅沢リッチヨーグルト(めっちゃ濃厚)とポカリ。
梨パイも美味かったけどヨーグルトも美味かったー。
てかもうそんなに登りもガッツリじゃないのにカロリーオーバーじゃないかしら・・?


梨パイと濃厚なヨーグルト。うまかったー。

レンシュリさんと。この人、坂に入るとグングン行っちゃいます・・。


ほぼ最後の登り、さやの峠を越えて新城選手の待つゴールへ
せっかくなので、という感じでレンシュリさんと同行。
第4ASのあとは「さやの峠」の少し登りがあり。よくよく考えるとレンシュリさんと初めて坂を登ったんですが、この人インナーの3〜4枚目から全く落とさずグングン上がって行くんです・・。なんて脚力・・。
短い登りだったからなんとか喰らい付けたものの、もうちょっと距離のある前半の登りとかだったら置いてけぼり必至でした・・。

さやの峠を登り、下った所に藁でつくられた巨大ないのししが。
観光にもなってるっぽかったです。

その後は最後の登りを越えてゴールへ。
ゴール会場では新城幸也選手と福島晋一選手が待ってた。ほんとファンサービスすげぇよこのイベント。

自転車を自分の後ろに置くあたりにテンパりぐあいを伺えますな。
そもそもこの大会というか愛媛の片田舎に、なんで新城選手が来てるの・・?という事なのですが、ざっくり言うとこのコースは福島選手が監修として入っており、新城選手は福島選手が設立したサイクルレーシングチーム「ボンシャンス」の出身、という事からこのイベントに来ているとかなんとか。(と、どこかで読んだ記憶)
撮影後、お二人と握手もさせていただきまして、世界を舞台に戦って来た選手の手の厚さと熱さを感じました。なんかすごい熱量がある。

ゴール後は選べる4種のメニュー。玉川ダムカレー(タイカレー)を選択。
そして最後のメニューのカレーをいただきました。
「ダムカレーってどういうこっちゃ」と思ったんですが、こういう事だったんですね。
てか絶対食い過ぎやってこれw


カレー食べたあとは早々に帰路へ。
帰宅は16時前。そして晩ご飯もカレー!やっぱ家カレーがいっちゃん美味いわ!

ひさびさによーけ走ったわ・・。
さすがに次の日脚が筋肉痛でした。
けど結局帰りも足が攣る事はなかったし(疲れ果ててたけど)、オイル効果はけっこうあったなぁと思います。
せっかく買ったし、来年の石鎚ではぜったい使うよ!

2015年10月29日木曜日

ミノウラのモッズローラーに負荷装置をつけました。

相変わらずブログの更新が滞っておりますね。

8月末の石鎚山2015以降といえば、
9月には四万十・南予横断2リバービューライド2015に
サポートライダー兼Web担当で参加してきました。
それ以外で言うと、本業がやたら忙しい状態が続いてまして、
土日は子ども連れて遊びまわったりすると夜も速攻で寝るので
全くと言っていいほど乗っておりません。
が、言い訳してもしょーがないよな。
その程度の体力しかないってこと。うん。

忙しい中でどう練習時間を確保するか。
短い時間で濃度の高い練習をいかに行うか。
たとえ30分でも、仮に0.1%だったとしても、その積み重ねが結果に出る。
乗ったか乗らなかったか。現実はただそれだけ。至ってシンプル。
ほんのちょっとだったとしても「継続する」ってすごく重要。


と、いうわけで!
そんな「ほんのちょっとだけローラー回そうかな・・」と思っても
負荷無しローラーだと抵抗に味気なくなって来た感もあり、
かつ短時間練習の質をアップさせようと思ったら、
やはり単純な話で
いかに強度を上げるか
せいぜい俺にできるのはこれしかない。

minouraのモッズローラー対応 オプション用マグユニット(負荷装置)を買いました。
いつものアマゾン先生でポチりました。




装着も、簡単なマニュアルを見ながらやりましたが簡単。
後輪のドラム2本を片側だけ外して装着。




こんな感じで、強度を7段階に切り替え可能です。
走りながらの切り替えはできませんが、
まぁそんな忙しなく切り替えする必要もないやろと。


折り畳みも特に問題無し。


早速乗ってみた感想
まずはレベル1で回してみました。
これだけでも最初はいい具合に負荷を感じます。
負荷なしの時はペダリングを止めても少しの間ホイールが回っていましたが、
負荷装置を付けるとさすがにすぐに止まります。
軽い坂道を登ってるくらいでしょうか。

その後レベル3にして30分回してみました。
アウターローでケイデンスは80~90くらい。
汗だっくだく。結構キツい。
ちょっとこれで1時間回すのはまだムリかなぁ・・という感じ。

ちょっとどきどきしながら「レベル7」も試してみましたが、
5分で精一杯。キツすぎる。


しばらくはレベル3で30分回すのを続けてみて、
ペダリングの筋力をアップさせていきたいなと思います。
いや、実際これ筋トレですね。

とりあえず11月22日のツールド玉川までは
外走る時間もあんまり確保できないかもですし・・。

2015年8月31日月曜日

第5回 石鎚山ヒルクライムに参加してきたよ。

8月末の開催が恒例になりつつある石鎚山ヒルクライム。
大会は5回目、私自身の参加は3回目。
今回も四国のてっぺんクラスでエントリー。
といっても上位に組み込める走力は全くなく、
今回はこの数ヶ月やたらと仕事も忙しく、練習もものっすごいしてなかったので
完全にお祭りエントリーですがね・・。

今回は会社のチームメンバー4名と出走。各メンバーは年齢別のエントリーで。
当日は朝からぐずぐずの空模様。
駐車場になってる小学校グラウンドも泥まみれでしたが、
スタート前にはなんとか雨も止んで良い感じの気温でのスタート。



今年は招待選手もいなかったせいか、序盤は去年ほどのハイペースでもない印象。
集団のほぼ最後尾で料金所を超えて、あとは終始タレタレ。
脚も攣りそうになりつつ、でもバチコーンと攣るほどもがけず、
ゼェハァはしつつも「出し切った」という感覚もなくゴール。
やはり練習不足が過ぎた模様。。

ゴール会場では最新のレッドブルカーも来てました。車の上がDJブースになってる感じでしたが、雨やし。



下山後はスタート会場でメンバーを待ちつつ、うどんを食ったりブドウとかバナナとかシャーベットとかクッキーとかもぐもぐ。

みきゃんと写真を撮ったり
テレビでおなじみ作道さんとか

STRAVAで繋がっていたLen Syuriさんにもお声をかけていただき、お会いできました。
こういうちょっとしたオフ会みたいにもなるので、ネットって面白い。

公式リザルトも速攻でアップされてました。
ワキタソフトさん、手際がいいです。

公式タイムは1:06:34.13でした。
多分今年は1時間5〜6分くらいかなー・・と思ってた予想通り。
やはりちゃんと練習しないと、ちゃんとタイムはでませんね。
ということで3回の記録はこんな感じ。

2013年 1:13:40.61 TREKのクロスバイク
2014年 1:01:15.50 DedacciaiNerissimo
2015年 1:06:34.13 DedacciaiNerissimo


最後はチームメンバーと一緒に。

みんなで参加するイベントはやっぱり楽しいですね。


よく見たら前回の投稿から3ヶ月近く経とうとしていました。
どんだけ更新してないんやと。。

2015年6月8日月曜日

ドッペルギャンガーの自転車用ツールケースインプレ

ちいと上の方がやぶれた。

サイスポの付録でゲットしたツールケースが早くも破れまして。
まぁ付録だししょうがないか、って感じなんだけど、このままこれを使い続けると、中身がポトポト落ちていって、俺が走った後には花の道が・・・なんてことになってしまう前に、代わりのものを買わなきゃ。

ということで、色々悩んでコイツに決めた。
[ドッペルギャンガー]ボトルケージストレージケース DFB219-BK
WiggleでVittoriaのケースを買うってゆー手もあったんですが、思いっきりVittoriaのロゴをアピールしてる感じだし、なにより1,000円以下ってのが魅力。(※今見たら2,000円越えてた(;´Д`)なぜ?)
ドッペギャンガーは車体ではいろいろ宜しくない噂も聞くけど、さすがにツールケースは大丈夫やろ。
芯材として使われてるEVA素材はバスマットやサンダルで使用されるもののようです。まぁ防水仕様ではないけど、あっというまに中がずぶ濡れになるなんてこともなさそう。

しっとり感。使い込むとどうなるんだろう・・。

外観はまっくろなので癖がない。ブランドロゴもさほど主張してないし、どんなフレームでもイケる感じやね。

開けたところ。
わりと細めなので、そんなに沢山は入らないかな。

こいつたちを入れちゃいます。
右上のラップに包まれたのはチューブ。パンク用のパッチケース(コンタクトも1組入ってる)、目薬、ツール、タイヤレバー、あとは何かあったとき用の保険のカード。


わりかしパンパン。少しチャック締まるか心配したけど、まぁこれぐらいなら行けるようです。



装着!まぁいいんじゃないかな。
アマゾンのレビューでも書かれているように、容量的には多分ちょっと少なめだけど、前から持ってた小さい予備バッテリー(iPhone5Cの充電1回強分くらい)も入るので、走りながらの充電もできるから良いね。
(サイスポのケースだと背中からステムに付けたiPhoneへコードを伸ばしたり・・)

まぁ入れるものってこのくらいだろうし、1,000円以下で買えるなら全然良いんじゃないかな。(※しつこいけど、この記事買いてからもっかい見たら2,000円越えてました。なぜ?)



[ドッペルギャンガー]ボトルケージストレージケース DFB219-BK

2015年5月26日火曜日

第5回 石鎚山ヒルクライム(2015)のエントリーが半日経たずに終了した件(エントリーしたけどな!)



愛媛・四国近辺のヒルクライマーは、この変態フェス(?)を走らなきゃ夏が締まらないぜ!
ってことで今年もやってきました石鎚山ヒルクライムの季節。
本日正午にエントリー開始!
去年は初めててっぺんクラスに挑み、雰囲気に見事飲まれて第一区間で脚を使いきり、第二区間のしょっぱなで脚攣って着々と順位を落としてタレまくりの1時間ちょっと。

今年もてっぺんクラスで走るか・・いや、30代カテゴリにもっかい戻るか・・・と少し悩んだけど結局てっぺんクラスでエントリー。
勝てるなんて思ってない。ただてっぺんクラス特有の「レースな空気感」を楽しみたいと思ったんです。麻薬かよ。

(初レース)2013年 1:13:40.61 TREKのクロスバイク
2014年 1:01:15.50 DedacciaiNerissimo
目標はあくまで1時間切り!


・・・なんだけど、去年に比べて全然走り込んでない。
やばい!練習だ練習!!練習あるのみだ!!!

2015年5月14日木曜日

ツールドにし阿波の鬼脚(SS)を走り抜くために大切な事を命からがら走破した俺が考えてみた

落合峠のチェックポイントから。眺め最高ですよ。
先日出走した第6回 ツールドにし阿波2015の鬼脚コース。
コースプロフィールや前評判からもキツイのは分かってたけど、まぁせっかく出るならやっぱ自分がどこまでいけるのか挑戦したいよね・・!と勢いでいっちゃんキツいコースを選択。
160kmの距離だけで言うと昨年の四万十・南予横断2リバービューライドで走ってはいるものの、今回のコースはおなかいっぱいの山が出てくる変態仕様。
最終的に脚的には完全に終わってた感じだったけど、なんとか一応完走できた。
脚力云々というより、こういう過酷なロングライドを走り抜くために必要だなぁと思った事をまとめてみようと。


ちなみにですが、出走した時の私のプロフィールはこんな感じ。
  • 今年35歳/165.5cm/62kg
  • 2012年に通勤でクロスバイクに乗り始める。
  • 2014年2月にロード(dedacciai nerissimo)を購入
  • ヒルクライムが好き(成長の具合がわかりやすい)
  • 「好き」ってだけで自分の脚質はいまいちわかっていない。というかホビーレーサーなのでどうでもいい
  • 2015年からローラートレーニングを取り入れる(主に減量目的)
  • なので冬は全然坂に登ってない
  • 練習方法とかはネットとか本とかで調べる
  • 強いて言えば会社のチームに所属。ガチなチームの所属は特になし。
  • 仕事からの縁で上野サイクルのRYOさんと知り合う。ハンドサインや声かけは彼らと走った中で見よう見まねで得た。



てな所でしょうか。

で、ツールドにし阿波当日の私の状況は
  • チームメイトは別コースなので単独
  • 最後尾に近いスタート位置

まぁ、多分ほとんどの人がそうだったんじゃないかしらと。


で、ここからが本題。
まずは平地区間の走り方。
山道に入るときにできるだけ脚を残しておくためには、やはり平地区間で自分のペースに合う列車に乗れるかが最重要ポイントになってきます。
そして、ロードバイクで「列車に乗る」ということはみんなで協調するという事。
「一緒に走っていて楽しい」状態にする事も考えないと、「なにこいつっ」と思われてしまうかもしれません。
この辺は本職(ディレクター)でも同じ。
一緒に仕事するスタッフ、メンバーと協力しながらサイトなどをつくっていくわけなので、お互いの信頼関係やムードづくりは非常に重要です。

今回のイベントで列車に入るときに心がけていた事は
  • ハンドサインをしっかり出す。
  • ローテーションにちゃんと加わる
  • 声かけ大事。超大事。
  • 単独で走ってる人を見かけたら、もともと自分も同じ状況なので声をかける。

列車はチームプレイなのでコミュニケーションがとっても大事ですよねと。
そんなにトレインの練習をしていたわけではなかったものの、何度かそういう場面を経験していたのはとても良かったなぁと。


次は山岳区間。
ここは各自ペースが違うので集団が散けるのは常。
けどもし、自分と同じくらいのペースの人がいたら、声をかけて一緒に登るのもいいかも。と思いました。
というのも、一番最後の西山(9kmの登り)に入るときにはかなり脚はヘロヘロ状態でした。あと出せるものと言えば気力ぐらいしかない。
そんなとき、一緒のペースで登ってくれる人が居ると、精神的にものすごく心強い
もう一踏み・・・あと一踏み・・・の絞り出しは気力から文字通り絞り出すような感覚。
なので、チームメイトがいなくて頑張ってる人が居たら、臆せず声をかけてみてください。

多分こういう所で声をかけられるのってそんな悪い気する人はいないと思います。
だって、みんなしんどい思いしてる仲間ですからねw


で、しつこく色々調べてたんですが、当日走ってる人の一部がつけていた「鬼脚プレート」。
いいなーあれ。超欲しいなぁーって思ってたら、どうやら昨年鬼脚取った人が付けていたっぽいね。

ん・・?・・・・てことは・・アレをゲットしようと思うと、来年も鬼脚に出ないとってこと・・・か・・・?

2015年5月11日月曜日

第6回ツールドにし阿波 鬼脚(SS)コース何とか完走!予想タイムと比べて実際どうやった?

いやー、キツかった。ほんまきつかった。
ツールドにし阿波鬼脚コース。聞きしに勝る坂道のフルコースに向かい風の平地。
序盤から軽く脚攣り、途中ウィンドブレーカーが背中のぽっけから落ちて後輪と絡まって脚を着いた以外は脚も着かず、なんとかゴールできました・・・!
達成感で胸いっぱい!
けどほんまおなかいっぱいでしばらく坂道登りたくなくなるわw

取り急ぎその状況と、以前予想したタイムスケジュールと比べてどうだったか?をお伝えしようかと。

明け方の受付会場。到着したのは4時半前。
松山を2時半過ぎに出発し、高速を走って徳島へ。
会場はICを降りてすぐ。途中、ローソンで朝ご飯を買って受付会場の吉野川運動公園へ。
受付を済ませた後は朝食を食べて準備。

スタート前の様子
鬼脚(SS)コースのスタートは午前5時55分から。予定では6時だったんですが、参加者が多くて5分早くしたそうな。なので鬼脚コースの出走者は開会式(6:30〜)も出ず。
10人ずつ1分おきにゼッケン番号順にスタート。私は見ての通り287番だったので、最初の組がスタートしてから28分後。ほぼ最終組付近。

スタート〜第1CPまで
まずはアンティパスト(前菜)。スタートから第1CPのゆとりすと交流センター(32km地点)まで川沿いをひた走る。多少アップダウンはあるものの、上手くトレインを組めればいい感じで進める区間。
最初、280番台のメンバーでのんびりトレインで走ってて、途中自分が先頭に。
さーっと走ってると「・・・あれ・・背中に気配を感じない・・?」と後ろを見ると「誰もおらへんやーん!!」と早速単独走状態に。
やっべー・・と思い、早くトレイン追いついてーと思いながらちんたら走ってると、ほぼ最終組スタートのB-shop OCHIのメンバーらしき集団に吸収される。
「入れそうだったら乗っていって下さい!」カッコ良過ぎる!スポーツマンシップ素敵!!「あざっす!」と遠慮なくトレインに入る。
ただ、人数が多すぎた。私が先頭に入ったときに途中でペースダウン。に、気づかずそのまま走ってしまい、またもや単独走に。
途中、また別のトレインを見つけて繋いでもらう。

第1CPに到着したのは7:25頃。予想スタートから1時間半以内だったので、この時点では思ったより良いペースで来れた。
トイレを済ませ、バナナとパンとロールケーキとようかんを食べて次のCP、京柱峠を目指す。


第1CPから18kmの登りを越え、京柱峠(第2CP)へ
いよいよ始まる地獄の入り口。プリモ・ピアット。
第1CPを出てすぐから登り始め。
18kmの登りってめっちゃ長い。そんでもって全体的に斜度もまぁまぁあるし。ここではもちろんトレイン云々は無く、ひたすら脚を使いすぎないように登る。登る。
この区間でぼちぼち抜いたんじゃないかな。まだ脚は元気がある。(ちょっと頑張り過ぎたかもだけど)
ながーい登りを経て、第2CPの京柱峠のてっぺん(50km地点)に。
到着時刻は8:40頃。1時間20分程かかった。まぁまぁ予想通り。
エイドメニューはパンとバナナ。
さっき食べたしなー。けどハンガーノックはいやだしなー。ということでバナナを頂戴して次に進む。
京柱峠。こう見るとほんまダサい色使いやなw

第2CPの京柱峠から第3CPの栃之瀬小学校まで悪路の下り
頂上からは13kmほどのひたすら下り区間。ここはなかなかの悪路。路面チョーガタガタ。手がしびれちゃうんじゃねぇかと思う程。変えたばかりのバーテープは安物だったので硬い。そんで俺のdedacciaiも大概硬い。タイヤの空気圧もピンピンだったので、そりゃまぁガチンゴチンですよ。
なのでスピードは押さえ気味。なんとかパンクもなく第3CPに到着した。
到着時刻は9:10分前。スタートから2時間40分くらい。まぁまぁ良いペース。
第3CPでは、あんまん、唐揚げ、こんにゃく芋の唐揚げをいただく。唐揚げめっちゃ美味い!
水補給の横にあったクエン酸パウダーも気が利いてる。

唐揚げめっちゃ美味かった


ゲストライダーで参加されていたモデルの日向涼子さんともミーハー感出して写真を撮らして頂きましたぜ。やっぱりモデルさん。背高い。


第3CPから第4CPへ。落合峠との戦い。
ついに来たセコンド・ピアット。メイン料理ってやつ。第2の難関落合峠。
これまた距離19km/標高1,000mのヘビーな登り。京柱峠の登りで脚をかなり使ってしまってて、常に脚軽く攣ってる状態。
ヘタにダンシングするとピキッとくる状態。ほぼシッティングでしのいでたまに休憩式ダンシングも入れながらゆっくり登っていく。「とにかく無理をしない」というより「無理する余裕も無い」という感じ。
ひたすら続く登りに若干滅入る。だってこれ、Cコースだと最後の山でしょ。SSってこのあと長い平地と最後にドルチェ(デザート)の登りがあるんだよね・・?

休憩ダンシングを始めるとき、少しピキっと来そうになるけど焦らず踏む。ある程度回した後でシッティングに切り替えて再度ダンシングに入ると、さっきより攣り具合がマシになってる。
という具合に、即席で覚えた回復亀走法で頂上を目指した。
あとでSTRAVAでみたところ、落合峠は7.8km/hで走ってたようです。やばいもうお腹いっぱい気味。

第4CPに到着したのは10:50頃。予想より少し遅れたけど、これ以上無理。

CP後の撮影ポイント。元気な振り。

下って少し登ってガリガリ君〜お昼ご飯の第5CP
ここからまた10kmほど下り。京柱峠からの下りほど悪路でもなかったので割とスピードが出せる。下りが長いのでヘリウムジャケットがすごく重宝した。ロングライドでは必須アイテムやね。

で、下り途中からまたクイっと2km程登る。
ガリガリ君まであと◯kmの看板がイケてるわー。
息も絶え絶えでなんとか登る。
ガリガリ君ポイント到着時間は11:35頃。

ガリガリ君の選択肢はソーダかグレープフルーツ。

ソーダを選択。生き返るわー
ガリガリ君のあとはまた下って第5CP「ぶぶるパークみかも」へ。
第5CPに到着したのが12:10頃。
予想ではお昼前くらいかなーとか思ってたので予想内。
鬼脚の人は13:30までに第5CPを出ないとCコースに変更になってしまう。

お昼ご飯をたべたり
そうめんと米汁。うまいーー!
いちご配ってた変なゆるキャラ(?)と写真とったり。
謎のゆるキャラがいちご配ってたのでパシャり。
第5CPを出たのが12時半前。

向かい風の川沿いの道を35km程。ここは連携必須の区間!
ぶぶるを出た時、またもや単独状態。
あーまたやー・・と思いながらちんたら走り、後ろから列車が来るのを待つ。
後ろから7人のトレイン。一応ルール上列車は7人までと言ってたけど、まぁ・・・いいよね・・と思いながら混じる。
割りかしハイペースだったので、すぐに4人程切れてブルーのジャージ3人組と自分の4人列車に。

ある程度ペースを保ちつつ、ローテしながら最後のドルチェ(デザート)を目指す。
ペース的にちょっと脚痛いけど、ここで切れて単独になったらもっとヤバいと判断し、なんとか食らい付いた。
だいたいアベレージ30km/hくらい。普段だったらなんともないけど、後半でコレがなかなかキツい。単独で走ってる人も何人か見つつ、声をかけながら入れそうだったら入ってもらう感じで進む。
平地区間も終わりかけの頃、一緒にスタートしたNさんを発見!って単独で走ってるー!ということで「列車入ってー」と声をかけて吸収。

そしてようやく最後のドルチェ(西山)の入り口に到着。


第6CPまでの登り9km、600m程の悶絶デザート区間
誰やこれ「デザート」言うたんは・・
10km/hに満たないほどの超低速。息は「はぁ・・・はぁ・・・」だが心拍数が上がらない。160rpm後半。(前半は180〜190rpm)
脚に力が入らず、スピードが出せない。
Nさんと一緒に声をかけながらゆっくり頂上を目指す。
平地だと「風」で目に見えた協力があるけど、登りの協調って「精神的」な所なんだなとものすごく感じた。
「あと2kmー!」という感じで、Nさんと登っていく。
この区間でもぐいぐい登って追い抜いていく人もいた。同じ人間と思えない・・。
てゆーかNさんまだ余力ある感じするんですけどー!

もう俺脚ピッキピキ。限界が近い・・。
残り1kmの看板を越えてしばらく、と、ずっと軽く攣ってる状態だったのが、いよいよ本格的に足がつってしまいそうになる・・!
ちょっとコレはまじでヤバい・・!脚を伸ばそうと休憩ダンシングの体制に入ると、さらに来た!!このまま脚着いてしまう!?と思った目の前に第6CPが見えた!

なんとか脚を着かずにCPに到着。
ほんまギリギリでした・・。
到着時間は14:25頃。(予想は15時前)
ここでヘルメットのゼッケンシールに「鬼脚まであと少し」シールを貼ってもらう。


第6CPからゴールまで。ってまだ登るんかーい!
第6CPで最後の補給と休憩をして、ふと見ると、進行方向は上り坂。
あれ・・・?ひょっとしてまだ登るんすか・・?

スタッフの人に聞くと「あと3km、アップダウンですよー」って。もう脚ないっちゅーねん。

一応最後の休憩で少し回復できていた。最後のCPが本当の峠の終わりだったらどうなっていたか・・。
で、通称「北海道」と呼ばれる、直線の下りと登りの気持ちのいい道を越えて、ようやくほぼ登りは終了。

最後は山を下り、ゴールまでも下り基調。
会場が見えたとき、思わず「ゴール見えたー!!」と叫んだ。叫びたくもなるわ。どんだけ走らすねん。

Nさんと同時にゴールし、完走賞と認定ステッカーを貰う。
そう。サイトにも認定ステッカーは「憧れ」と書かれてたもんね!今日、俺はこれをもらいたいが為に来たようなもんだ!!やったーー!ステッカーゲットォォォーーーーー!

パネル前でパシャり。

これぞ称号。鬼脚ステッカー! 118番目のゴール。
あれ・・・?
ステッカー、小さくね?

なんやこの「思ってたんと違う」感は・・・。
もうちょっとこう・・・なんつーかさ・・「認定!」感というかさ・・・?サイズ感?いやなんだ・・・と色々悶々としつつ、最後のエイドメニューのそばとうどんを頂く。
超うめぇ・・。

うどんはその場で手打ちしてた。そばは撮り忘れた。
NさんとはSTRAVAで繋がる。
え、知り合いの同級生・・だと?世間って狭いっす。


無料でマッサージも受けられるとのことだったんだけど、行列が出来てるので早々に切り上げて近くの池田温泉に。
街の銭湯感あふれまくりで良かった。生き返るーーー!
池田高校野球部専用棚があった。

やっぱ銭湯のあとはコレですよ。

とにかく快晴というのも良かったし、景色も最高でした。
ただ、後半はとにかくキツかった・・・。その分達成感半端ないけど。
とりあえず来年は絶対走りたくないと思いました。


で、最後予想と比べてどうだったか、というと、肝心のゴール到着時間見てなかった(;´Д`)
けど写真の時間から見て多分15時20分頃。予想は15時半過ぎで、スタートは28分遅れなので予想よりは早くゴールできた。
いやー、ほんま疲れたー。